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- 2024年10月3日
AIの最新技術と今後の展望:ChatGPT、画像生成AI、動画生成AIなどを業務に活用する方法【セミナー紹介】
AI(人工知能)は急速な発展と普及を続け、私たちの生活や仕事……

生成AIの急速な進化により、事業の企画立案や資料作成、情報収集などを個人でも手軽に行える時代になりました。しかし、AIの普及によって「1人起業」は本当に簡単になったのでしょうか。
株式会社事業家集団が実施した「AI時代の起業に関する実態調査」によると、起業準備を進める会社員の多くがAIを活用している一方で、約45%の人が「かえって1人起業のハードルが上がった」と感じている実態が明らかになりました。本記事では、AI時代の起業に関する意識変化や、AIでは解決できない起業課題について紐解いていきます。

調査結果によると、起業準備をしている会社員の89.1%が起業準備や実務においてAIを活用していると回答しました。また、AIを活用している人のうち、起業人数として最も多かったのが「1人(1人起業)」で42.6%にのぼります。
具体的にAI活用でどのような効果を感じているかについての回答は以下の通りです。
これまでチームで分担していたブレインストーミングや市場リサーチなどの業務を個人で代行できるツールとして、AIが不可欠な存在になっていることがうかがえます。
業務効率化が進む一方で、「AIの普及によって1人起業のハードルはどのように変化したか」という問いに対しては、「やや上がった(29.0%)」「非常に上がった(16.7%)」を合わせ、約45%の人が「ハードルが上がった」と回答しました。

誰もがAIを使って質の高い企画やサービスを簡単に作れるようになったからこそ、起業家たちが抱える不安の中身も変化しています。AI時代における起業や経営の具体的な不安要素としては、以下のような声が多く挙げられました。
参入障壁が下がったことでライバルが増え、自社の強みや差別化要素を維持し続ける難易度が増していることが、参入へのハードルを感じさせる大きな要因と考えられます。
どれほどAIが高度化しても、ビジネスの現場においてツールだけでは対応しきれない課題が存在します。同調査で判明した「AIでは解決できないと感じる起業課題」のトップ3は以下の通りです。

最も多くの人が挙げたのが「人脈やパートナーの開拓」です。どれほど優れた事業計画をAIで作成できたとしても、それを共に推進する仲間や、信頼できる専門家(士業や経営アドバイザーなど)との人間関係は、泥臭いコミュニケーションを通して構築していく必要があります。
既存のデータを学習したAIが得意とするのは「一般的な最適解」の提示です。市場にない独自の価値を生み出したり、不確実性の高い状況でリスクを取って意思決定を下したりすることは、人間にしかできない領域として認識されています。
1人起業では特に、事業の孤独感やプレッシャーを一人で抱え込みがちになります。挫折しそうな時のメンタルケアやモチベーションの維持も、機械では代用できない人間の泥臭い課題です。
今回の調査から、AIの活用は起業のスピードや効率を大幅に向上させる一方で、競合の激化やテクノロジーの追従といった新たな壁を生んでいることが分かりました。
AI時代に1人起業で持続可能なビジネスを築くためには、作業やリサーチはAIに効率化させつつ、信頼できる専門家やパートナーとの関係構築、人間にしかできない意思決定にリソースを集中させることが何より重要です。これから起業を目指す方は、AIの使い方だけでなく「人間ならではのネットワーク」をどう広げていくかにも着目してみましょう。

小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。