TypeScriptエンジニアのフリーランス案件調査!平均年収948万円・リモート率85.6%の市場動向を解説

TypeScriptエンジニアのフリーランス案件調査!平均年収948万円・リモート率85.6%の市場動向を解説

Webアプリやサービスの開発現場において、需要が大きく伸びているプログラミング言語がTypeScriptです。型の導入による堅牢な開発環境と、フロントエンドからバックエンドまで一貫して開発できる柔軟性が評価され、多くの企業で採用されています。

ITフリーランス向け案件プラットフォーム「フリーランスボード」を運営するINSTANTROOM株式会社の調査データをもとに、フリーランスのTypeScriptエンジニアにおける平均年収・リモートワーク率・人気のフレームワーク動向などをわかりやすく解説します。

TypeScriptエンジニアフリーランス調査サマリー

TypeScriptエンジニアの平均年収と案件数の傾向

今回の調査によると、フリーランスのTypeScriptエンジニア案件における平均月額単価は79.0万円、平均年収換算で948万円という結果になりました。プログラミング言語別の平均年収ランキングでは全体の8位に位置しています。

また、市場全体の案件数に占めるTypeScript案件の割合は8.69%で言語別ランキング4位を獲得しています。高年収を狙えるだけでなく、市場での案件数が豊富に存在するため、フリーランスとして独立・継続しやすい言語といえます。

TypeScript案件のリモートワーク比率は85.6%

働き方の面でもTypeScript案件は非常に魅力的な特徴を持っています。調査データによると、案件におけるリモートワークの割合は以下のようになっています。

  • フルリモート:36.1%
  • 一部リモート:49.5%
  • 常駐(出社):14.4%

フルリモートと一部リモートを合わせると全体の85.6%を占めており、8割以上の案件でリモートワークが活用されています。柔軟な働き方を重視したいエンジニアにとって、TypeScriptは有力な選択肢です。

TypeScript案件のフレームワーク別案件数と単価

フレームワーク別の案件数・月額単価トレンド

TypeScriptを用いた開発では、組み合わせるフレームワークやライブラリによって案件数や提示単価に差が生まれます。調査における上位の結果は以下の通りです。

案件数の多いフレームワーク(上位5選)

  • React:29,864件
  • Vue.js:12,244件
  • Node.js:8,619件
  • Next.js:8,486件
  • Angular:3,620件

圧倒的な案件数を誇るのがReactです。Webフロントエンド開発の主流として、圧倒的なシェアを維持しています。また、サーバーサイドで動作するNode.jsやフルスタックフレームワークのNext.jsも堅調な需要を見せています。

月額単価の高いフレームワーク(上位5選)

  • 1位 Next.js:80.6万円
  • 2位 NuxtJS:79.0万円
  • 3位 React:78.7万円
  • 4位 Node.js:78.7万円
  • 5位 React Native:78.6万円

最も平均単価が高いフレームワークはNext.js(月額80.6万円)でした。単なる画面実装だけでなく、パフォーマンス最適化やサーバーサイドレンダリング(SSR)、API連携などの高度なシステム設計・実装スキルが求められることが高単価につながっています。

案件が多い業界と求められる職種

TypeScript案件は特定の分野にとどまらず、多種多様な業界・職種で募集されています。

業界別シェア

  • サービス:7.50%
  • WEBサービス:4.71%
  • toB(法人向け):3.95%
  • SaaS:3.24%
  • toC(個人向け):2.22%

職種別シェア

  • バックエンドエンジニア:25.63%
  • フロントエンドエンジニア:19.41%
  • アプリエンジニア:12.00%
  • インフラエンジニア:11.25%
  • サーバーサイドエンジニア:10.68%

一般的なイメージとしてTypeScript=フロントエンドと思われがちですが、実際にはバックエンドエンジニア(25.63%)が最多という結果になっています。Node.jsなどを活用し、サーバー側の開発もTypeScriptで一本化して開発を推進するプロジェクトが増加している証といえます。

TypeScript案件の職種・業界割合

TypeScriptエンジニアが市場価値を高めるためのポイント

今後さらに単価を伸ばし、高条件なフリーランス案件を獲得していくためには、以下のスキルをバランスよく習得することが重要です。

  • React / Next.js を軸としたフロントエンド開発の熟練度向上
  • Node.js や Express などを活用したサーバーサイド開発スキル
  • AWS などのパブリッククラウド環境での構築・運用経験
  • React Native によるモバイルアプリ開発スキルの獲得

単一の領域に留まるのではなく、画面構築からサーバー処理、インフラ環境まで広くカバーできるエンジニアは、新規事業やSaaS開発の現場で特に重宝されます。多様な領域を扱えるスキルを磨くことで、フリーランスとしての市場価値を飛躍的に高めることができるでしょう。

参考記事

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000116595.html

この記事を書いた人Wrote this article

sorein

sorein 教育×ITフリーランス / 女性

小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。