エンジニア勉強会や技術カンファレンスの運営では、告知ページ、参加登録、当日の質疑応答、リアルタイム投票など、複数のツールを使い分けることが少なくありません。そうした運営負担を軽くするために公開されたのが、イベント管理サービス「イベット」です。

株式会社クロスエッジが公開した「イベット」は、イベントの告知から当日のライブQ&A、投票、アンケートまでを1つのイベントページで完結できるのが特徴です。参加者に案内するURLも1つで済むため、運営側の案内ミスや導線の分断を防ぎやすくなります。
イベットが解決する課題
勉強会やLT会の運営では、告知にはイベントページ、当日は別の質問ツールや投票ツールを使うケースが一般的です。しかしこの方法だと、参加者への周知が煩雑になり、運営スタッフの負担も増えます。
- 参加者に複数のURLを案内する必要がある
- 当日ツールの無料枠が少人数に限られることが多い
- 年間契約が中心で、単発イベントでは使いにくい
- 管理画面が英語のみだと当日の操作に不安が出やすい
イベットは、こうした課題をまとめて解消することを目指したサービスです。とくに月1回程度の勉強会や、企業の技術広報・エンジニア採用イベントのように、そこまで大規模ではない開催に相性がよさそうです。
主な特徴は5つ
1. 告知から受付、当日運営までURLひとつで完結
イベントページ上で、告知ページの作成、参加登録、参加者一覧の管理、当日の受付、ライブQ&A、リアルタイム投票まで扱えます。先着、抽選、承認制にも対応しており、募集形式に合わせて柔軟に使える点が便利です。
2. 参加者はログイン不要で質問・投票できる
設定次第で、参加者はアカウント登録やログインなしで質問投稿や投票に参加できます。会場スクリーン向けのQRコード表示にも対応しているため、当日はQRを映すだけで参加導線を作りやすいのも魅力です。
3. LT会やカンファレンス向けの進行設計
質問は投票数の多い順に並び、運営者側で「回答済み」「ピン留め」などの整理ができます。さらに、セッションごとに質問をまとめて折りたためるため、登壇者が入れ替わるイベントでも質問が混ざりにくくなっています。
リアルタイム投票は単一選択と複数選択の両方に対応し、結果は投票した人から見える仕組みです。先に票数が見えてしまうことで判断が偏るのを防ぎたい場面にも向いています。

4. 既存の告知サービスと併用できる
参加登録を外部サイトで受け付ける設定もできるため、すでに別サービスで告知や集客をしている勉強会でも、当日のライブQ&Aや投票だけを追加する使い方が可能です。いきなり乗り換える必要がないのは、導入ハードルが低いポイントです。
5. 基本機能はすべて無料
イベント作成や参加登録などの基本機能は無料で、参加人数の上限もありません。年間契約や事前申し込みが不要なので、まずは小さく試しやすいサービスといえます。なお、参加費の決済や集金機能は提供されていないため、その点は主催者側で別途対応する必要があります。
イベント後の振り返りにも使いやすい
イベットは、イベント終了後のアンケート集計にも対応しています。回答率や選択肢の分布が自動でグラフ化されるため、参加者の反応をすぐに把握できます。単一選択は円グラフ、複数選択は横棒で見られるので、次回企画の改善ポイントも整理しやすいでしょう。
回答はCSVでも書き出せるため、社内共有やレポート作成にも活用できます。参加者への一括メッセージ送信、登壇者や資料の掲載、イベントのブックマークとリマインド機能なども備わっており、開催前後を通して使えるのが強みです。

こんな主催者に向いています
- 技術勉強会を少人数〜中規模で定期開催している
- 当日の質問や投票をもっと気軽に集めたい
- 参加者に複数URLを案内する手間を減らしたい
- 英語UIのツールではなく、日本語で操作しやすいサービスを探している
- 技術広報やエンジニア採用の一環としてイベントを活用したい
今後は、質問の承認制モデレーションやクイズ形式の投票、イベント終了後の分析・エクスポート機能なども拡充予定とのことです。勉強会の運営を一元化したい人にとって、今後の進化も気になるサービスといえるでしょう。
イベント運営は、集客だけでなく当日の体験づくりも重要です。イベットのように告知から現場対応、振り返りまでを一つにつなげる仕組みは、主催者の負担を減らしながら参加者満足度を高める手段として注目されそうです。
参考記事

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この記事を書いた人Wrote this article
sorein 教育×ITフリーランス / 女性
小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。



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