【年収954万円】フルスタックエンジニア案件の最新動向を解説|リモート率78.5%で市場価値は高水準

【年収954万円】フルスタックエンジニア案件の最新動向を解説|リモート率78.5%で市場価値は高水準

フリーランスのフルスタックエンジニア案件は、幅広い技術領域を扱える人材への需要を背景に、安定した人気があります。INSTANTROOM株式会社がフリーランスボード掲載案件をもとにまとめた最新調査では、平均年収は954万円、リモート案件比率は78.5%と、高水準の結果が示されました。

フルスタックエンジニア案件の調査レポート

フルスタックエンジニア案件の平均年収は954万円

今回の調査では、フルスタックエンジニア案件の平均月額単価は79.5万円、想定年収は954万円でした。IT職種別の年収ランキングでは15位に位置しており、十分に高単価な職種といえます。

フルスタックエンジニアは、フロントエンド、バックエンド、データベース、インフラなどを横断して担当します。広い対応力が求められる一方で、事業全体の意思決定を担うITコンサルタントやPMOよりは単価がやや抑えられる傾向があります。

それでも、WebサービスやSaaS、スタートアップなどでは少人数で開発を進める場面が多く、1人で複数領域を見られる人材は重宝されやすいです。

案件数は全体の3.23%で、需要はしっかりある

フルスタックエンジニア案件は、全体の3.23%を占め、職種別の案件数ランキングでは11位でした。超上位の職種というわけではありませんが、一定数の案件が継続して存在している点は魅力です。

幅広い開発領域を担当できる人材は、開発現場で「1人で完結できる範囲が広い」ことから採用しやすく、案件の成立もしやすい傾向があります。特に、スピード感を求める現場では相性がよい職種です。

リモート案件は78.5%と在宅しやすい

働き方の面では、フルリモートが26.2%、一部リモートが52.3%、常駐が21.5%でした。つまり、リモートワークを含む案件が78.5%を占めています。

設計や開発はオンラインでも進めやすい一方、要件調整やチーム連携のために一部出社を求める案件も多いようです。前月比・前年同月比の動きから見ると、完全在宅だけでなく、一部リモート中心の働き方へ移行している傾向がうかがえます。

  • フルリモート:26.2%
  • 一部リモート:52.3%
  • 常駐:21.5%

案件が多い業界はtoB、サービス、Webサービス

フルスタックエンジニア案件が多い業界としては、toBが25.63%で1位、サービスが25.18%で2位、WEBサービスが24.00%で3位でした。続いてSIer・業務系、toCが並んでいます。

法人向けシステム、Webアプリ、業務システム、消費者向けサービスなど、いずれの領域でもフロントからサーバー側まで一貫して対応できる人材が求められています。

  • toB:25.63%
  • サービス:25.18%
  • WEBサービス:24.00%
  • SIer・業務系:14.90%
  • toC:12.38%

フルスタックエンジニアに求められる役割

フルスタックエンジニアは、単に「何でもできる人」ではありません。画面設計、機能開発、データベース設計、クラウド環境の構築、外部サービス連携など、システム開発に必要な複数領域をつなぐ役割を担います。

また、デザイナーや企画担当、各分野のエンジニアと連携しながら、要件整理から設計、開発、テスト、運用改善まで進める場面も多いです。技術力に加えて、認識を合わせるコミュニケーション力も重要になります。

高単価を狙うなら、横断的な経験が武器になる

フルスタックエンジニアとして高単価を狙うには、フロントエンド、バックエンド、DB、クラウドの経験を広げるだけでなく、技術選定や開発環境の整備、性能改善まで対応できると強みになります。

とくにフリーランスでは、即戦力性が重視されます。複数の工程を見渡しながら、必要に応じて自走できる人材は、案件獲得の面でも有利になりやすいです。

フルスタックエンジニアの市場価値は今後も高い

少人数開発や開発スピードの重視が進むなかで、複数領域を横断できるフルスタックエンジニアの価値は今後も高いと考えられます。案件数は突出して多いわけではないものの、安定的に需要があり、リモート対応の案件も豊富です。

「幅広く開発を見られる」「一人で完結できる範囲が広い」という強みを持つ人は、フリーランス市場でも継続的に評価されやすいでしょう。

まとめ

今回の調査から、フルスタックエンジニア案件は平均年収954万円案件比率3.23%リモート比率78.5%と、バランスのよい市場であることがわかりました。

幅広い技術領域を扱える人材は、Webサービス、SaaS、toBシステムなどで引き続き求められます。これから案件を探す方は、開発経験の幅とコミュニケーション力を意識してアピールすると、より良い条件につながりやすいです。

参考記事

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000116595.html

この記事を書いた人Wrote this article

sorein

sorein 教育×ITフリーランス / 女性

小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。