AIテスト自動化プラットフォームを提供するMagicPodが、モバイルアプリとWebブラウザのテストケースを1つのプロジェクトでまとめて管理し、一括実行できる「ミックスプラットフォームテスト」を正式リリースしました。
これまで分かれていたモバイルとWebのテストを横断して扱えるため、実際のユーザーフローに近いE2Eテストを、より自然な形で自動化できるのが大きな特徴です。
ミックスプラットフォームテストで何が変わるのか
これまでMagicPodでは、モバイルアプリ環境とブラウザ環境を別々のプロジェクトとして管理し、個別に実行する運用が基本でした。
しかし実際のサービス運用では、「モバイルアプリで会員登録した内容をWebの管理画面で確認する」「Webで入力した情報をアプリ側で検証する」といった、プラットフォームをまたぐ処理は珍しくありません。
今回の新機能は、そうした現場のニーズに応えるものです。モバイルとWebを分断せず、1つのプロジェクト内で横断的にテストを設計・実行できるため、実運用に近いシナリオをそのまま自動化しやすくなるのがポイントです。
利用できるプランと始め方
対象となるのは、エンタープライズプランと新スタンダードプラン2025です。追加料金は不要で、契約プランの範囲内で利用できます。
使い始める方法もシンプルで、プロジェクト作成時に「ミックスプラットフォーム」を選ぶだけです。既存のモバイルプロジェクトやブラウザプロジェクトからの移行にも対応しており、これまで蓄積してきたテストケースも活用できます。
- 対象プランはエンタープライズプランと新スタンダードプラン2025
- プロジェクト作成時にミックスプラットフォームを選択
- 既存プロジェクトからの移行にも対応
- クラウド実行で利用可能
現時点で押さえておきたい注意点
便利な一方で、利用時にはいくつか注意点があります。
- モバイルアプリプランとブラウザプランの両方を契約している組織のみ利用可能
- ミックスプラットフォームプロジェクトは2つのプロジェクト枠を消費する
- ローカルPC環境での一括実行や外部クラウド実行は現時点では未対応
- モバイルとブラウザのステップを、1つのテストケース内で混在させることはできない
特にプロジェクト枠の消費は見落としやすいため、既存の運用と合わせて事前に確認しておくと安心です。
なぜこの機能が注目されるのか
テスト自動化では、単に画面操作を再現できるだけでなく、ユーザー体験に沿った流れをどこまで再現できるかが重要です。
MagicPodのミックスプラットフォームテストは、モバイルとWebをまたぐE2Eシナリオを1回の実行で検証できるため、開発・QAの現場で求められる実用性が高い機能といえます。
また、既存のMagicPodユーザーは、MagicPod Autopilotやブランチ機能など、これまで使っていた機能をそのまま活かせる点も魅力です。新しい運用をゼロから作り直さずに済むのは、大きな導入メリットでしょう。
まとめ
MagicPodの「ミックスプラットフォームテスト」は、モバイルアプリとWebブラウザのテストを1つのプロジェクトに統合し、横断的なE2Eテストを実現する新機能です。
分断されがちだったテスト管理を整理し、実際のユーザーフローに近い検証を効率よく進めたいチームにとって、今後注目度の高いアップデートといえるでしょう。
参考記事

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この記事を書いた人Wrote this article
sorein 教育×ITフリーランス / 女性
小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。