企業の福利厚生は、従業員満足度を高めるだけでなく、採用力や定着率にも関わる重要な施策です。最近では、食事補助や置き社食、企業内売店といったサービスを一体的に運用する考え方が注目されています。
今回は、心幸ホールディングス株式会社が実施した「福利厚生の一体提供に関する意識調査」をもとに、担当者がどのような課題を感じているのか、そしてなぜ見直しが進んでいるのかを整理してご紹介します。
調査で見えたのは「別々委託」が半数という現実
調査では、食事支援(社員食堂・置き社食など)と企業内売店の委託先について、「別々の会社に委託している」が50.0%で最多でした。「同じ会社に委託している」は39.1%にとどまり、分散運用が一般的であることがわかります。
一見すると、それぞれのサービスを個別に最適化できるようにも思えます。しかし実際には、運用が分かれていることで連携不足や管理負担が生まれやすくなっているようです。
複数委託で最も多かった課題は「連携不足」
別々の会社に委託している担当者に課題を聞いたところ、最も多かったのは「食堂と売店で商品やサービスの連携が取れていないこと」で61.8%でした。続いて「契約条件や請求がバラバラで事務負担が大きいこと」が45.5%、「全体的な品質管理が難しいこと」が40.0%となっています。
この結果からは、単に委託先が増えることで業務が複雑になるだけでなく、従業員が受けるサービスの質や一貫性にも影響が出やすいことが読み取れます。
- 食堂と売店のサービス連携がしづらい
- 請求書や契約条件が委託先ごとに異なる
- 管理窓口が分かれてしまう
- 品質の基準をそろえにくい
- 従業員の要望をまとめて反映しにくい
福利厚生の効率化は「デジタル化」と「統合」が進む
福利厚生全体の管理効率化に向けた取り組みでは、「管理業務のデジタル化を進めている」が71.8%で最多でした。さらに、「委託先の統合・集約を進めている」が39.1%、「担当部署を一元化している」が36.4%と続いています。
つまり、現場では単なるコスト削減だけでなく、運用のしやすさや管理の透明性を高める方向へ動いているといえます。デジタル化で日々の業務を軽くしつつ、委託先そのものを整理する動きが進んでいるのが印象的です。
委託先の見直しはすでに多数派に
福利厚生の委託先を変更した経験については、「変更したことがある」が52.7%、「現在変更を検討中」が38.2%でした。両者を合わせると90.9%に達し、現状維持はわずか7.3%です。
この結果は、多くの担当者が既存の運用に何らかの課題を感じており、よりよい体制を求めて見直しを進めていることを示しています。福利厚生は一度導入したら終わりではなく、従業員のニーズや職場環境に合わせて更新していく必要があるといえるでしょう。
なぜ「一体提供」が有効なのか
調査結果を踏まえると、食事支援と企業内売店を別々に運用するよりも、一体提供できるパートナーへ集約することで、管理負担の軽減やサービス連携の向上が期待できます。
一社にまとめることで、契約・請求・運営窓口を一元化しやすくなり、担当者の手間を減らせます。また、食事と売店のサービス設計を連動させやすくなるため、従業員にとっても使いやすい福利厚生につながります。
- 契約や請求の管理をまとめやすい
- 問い合わせ窓口を一本化しやすい
- サービス同士の連携が取りやすい
- 従業員満足度の向上が期待できる
- 運営コストの最適化につながりやすい
心幸ホールディングスの一体提供サービス
心幸ホールディングス株式会社では、置き社食「オフめし」と無人オフィスコンビニ「心幸ストア」を、単独でも組み合わせでも提供しています。食事支援と売店機能を一社でまとめて導入できるため、福利厚生の一体運用を検討する企業にとって選択肢のひとつになりそうです。
「オフめし」は、800種類以上の商品を卸価格で提供する置き社食サービスです。設置工事が不要で、最短1ヶ月で導入できる点も特徴です。一方、「心幸ストア」は全国約270店舗を展開する無人オフィスコンビニで、24時間稼働の現場や人手不足の課題にも対応しやすいサービスです。
まとめ
今回の調査では、福利厚生の食事支援と企業内売店を別々の委託先で運用することによる課題が明確になりました。特に、サービス連携の不足や事務負担の大きさは、現場担当者にとって見過ごせない問題です。
その一方で、管理業務のデジタル化や委託先の統合を進める企業も増えており、福利厚生は「導入すること」から「どう効率よく、どう一体的に運用するか」へと関心が移っているようです。今後は、従業員満足と管理効率を両立できる一体提供型のサービスが、さらに選ばれやすくなるでしょう。
出典:心幸ホールディングス株式会社
参考記事

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この記事を書いた人Wrote this article
sorein 教育×ITフリーランス / 女性
小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。

