【パーソル最新調査】IT人材の副業実態:半数以上が経験済み、68.5%が副業先へ転職!

【パーソル最新調査】IT人材の副業実態:半数以上が経験済み、68.5%が副業先へ転職!

IT人材の副業に関する最新調査結果を徹底解説!

「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社とパーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス『lotsful』は、1,053名のIT人材を対象に副業に関する実態調査を実施しました。

本記事では、その調査結果を基に、IT人材の副業の実態と、企業が副業人材を活用するメリットについて詳しく解説します。

調査結果の概要

IT人材の半数以上が副業経験者:53.7%が副業を実施したことがあると回答

今後の副業意向は66.7%:副業経験者の91.7%が今後も副業を実施したいと回答

68.5%が副業先へ転職:副業経験のあるIT人材のうち、68.5%が副業先企業に転職した経験あり

副業内容のトップは「広告・SEO・SNS運用」:デジタルマーケティング関連業務に携わるIT人材が多い傾向

副業に費やす時間は「6~10時間/週」が最多:46.4%が週に6~10時間程度を副業に費やしている

副業月収は「5万円以上10万円未満」が最多:25.7%が副業で月5万円以上10万円未満の収入を得ている

IT人材の副業経験と意向

【パーソル最新調査】IT人材の副業実態:半数以上が経験済み、68.5%が副業先へ転職!
今後も副業を希望する割合が高い

調査によると、IT人材の半数以上が副業を経験しており、今後も副業を希望する割合が高いことがわかりました。

これは、IT人材が副業を通じてスキルアップや収入向上を目指していることの表れと言えるでしょう。

また、副業経験者の91.7%が今後も副業を実施したいと回答しており、副業に対する満足度が高いことが伺えます。

副業から転職へ

副業から転職へ

注目すべきは、副業経験者の68.5%が副業先企業へ転職した経験があるという点です。

この結果は、副業がIT人材にとって新たなキャリアを切り開くきっかけになっていることを示唆しています。

企業にとっても、副業を通じて自社の魅力を伝え、優秀な人材を獲得するチャンス となり得ます。

副業内容と収入

副業内容と収入

副業内容としては、「広告・SEO・SNS運用」 が最も多く、次いで「コンテンツマーケティング」「アクセス解析・サイト改善」といったデジタルマーケティング関連の業務が上位を占めています。

これらの業務は、企業のデジタル戦略において重要な役割を担っており、IT人材のスキルが副業市場で高く評価されていることがわかります。

副業月収

また、副業月収は「5万円以上10万円未満」が最も多いものの、「プロダクトマネジメント」や「プロジェクトマネジメント」 などの専門性の高い業務では、月30万円以上 稼ぐIT人材も存在します

企業が副業人材を受け入れるメリット

副業経験者が副業先への転職を検討

パーソルイノベーション株式会社の調査によると、57.8%の副業経験者が副業先への転職を検討していることがわかりました。

この結果から、副業が企業のIT人材不足という課題への解決策になると考えられます。

まとめ

IT人材の副業は、個人のスキルアップやキャリア形成 だけでなく、企業の成長 にも貢献する可能性を秘めています。

企業は副業人材の活用を検討し、自社のビジネスを加速させる ことをおすすめします。

調査概要

調査手法:インターネット調査(Fastask)

調査対象:IT職種を選択した20~40歳代の男女

調査期間:2024年12月24日(火)~2025年1月6日(月)

対象人数:1,053人

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sorein

sorein 教育×ITフリーランス / 女性

小〜高校教員として勤務し、製造業の社内SEを経験して教育×ITフリーランスになったsoreinです!教員免許や基本情報技術者、応用情報技術者、DBスペシャリストの資格を取得しています!ITニュースや技術書を読むのは趣味みたいになっています。